何のために走るのか ~1人でチャリティランをやってみる~
私は酒の誘惑に流されるたちである。もちろん今も酒を片手に書いている。
きっとあまり長生きはできないんだろうな、なんて思いつつ、ご飯は野菜多めにしてみたり、走ったり、山登りを始めてみたり、破天荒には生きられないタイプである。
2人の子供のために長生きするのか。
でも、私が死んだらウン千万円子供に入る生命保険に入っているので、むしろ早死にを望まれるのかもしれない。なんということだ。
そもそも、走るなんて行為は、歩道ではただひたすらに人の邪魔になり、まして山道を走るなんてポアものである。それかセクハラ締め付けビーム。
なんか長生きしたり、走ったりするためのモチベーションになるものがないかと考えてみたのが、チャリティやボランティアへの参加である。
しかし、月の半分ずつ週末を東京・大阪で過ごし、平日は多忙を極めるビジネスマン(言ってみたかっただけ)である身には、チャリティ・ボランティア活動そのものには残念ながら参加できそうにない。定年後には是非参加してみたい。(って言っている人間は結局定年後も自分のためにしか生きない)
そんなこんなで、ボケーっとネットサーフィンをしていると見つけたのが、これである。
とても素晴らしいイベントだと思うが、わざわざチャリティのために、1日ほぼ台無しにして10kmだけしか走れないというのもなんだかなぁ、と。(自己中)
どちらかと言うと、日々のジョギングをする動機が欲しいのだ。
で、次に見つけたのが、これ。
日々のランニングアプリとして使え、さらに走行距離1マイル(1.6km)ごとに25セント(30円弱)が、アプリが候補にあげる団体から選んで寄付できるというものである。
「これこそがまさに人のために少しでも長く多く頑張る」
ということになるのではないか!
と思ってよく見ると、選べる団体のうち、子供の支援に関するものは、Save the ChildrenとUNICEF。地球の裏側の紛争と貧困対策。いや、とても素晴らしいと思うのです。でも、できれば身近な日本にいる子供で恵まれない境遇にいる子のために何かできないかと。
あ、走った距離、登った距離に応じて、勝手に毎月寄付したらいいのでは?!
ってことで、子供のための活動をする日本のNPOを調べてみたところ、候補としては、
①認定NPO法人フローレンス
②Chance for Children
③カタリバ
の3つを残しました。
NPO法人フローレンスは、主にひとり親家庭や、待機児童問題への取組、
Chance for Childrenは、子供の貧困問題に、学校外教育バウチャーを配布する取組、
カタリバは、貧困状況の子供に加え、学校に居場所が見つけにくい子供のための場所提供などもしているようです。
(あまり詳しくは読めていません)
とりあえずはやってみようと、8月のラン距離に応じて、なんとなくサイトの文面がフィットした、カタリバさんに寄付してみようかと思います。
8月の走行距離は、93.57km(もっと頑張れ、お前)。
ってことで、まずはChality Milesより少しレート(って言い方悪いですね、すいません)を上げて、1kmあたり30円支払うことにして、今後もやっていきたいと思います。
93.57km × 30円 = 2,807円
ちょっと少ないかなと思いますが、月100kmをきるようなランではだめなのだよ、という自分への戒めができるよう、1km30円でやってみることにしました。
(子供2人を養う金も必要なんです。たいした給料ももらってないのです)
ということで、カタリバさんに、2,807円まずは寄付してみました。
これで、もうちょっと走ってみよう。
今日は飲まずに走ってみよう。
こんな僕でも生きてていいんだ。
と思えるかな。