初めての六甲山頂
三連休に入りました。
友人・恋人・家族と出かける予定を立てている楽しそうな皆様を尻目に、もちろん予定など一切ない単身Life in大阪。
さてどうしようかと考えていましたが、ふと思い立ちました。
そういえば、2014年から2018年まで4年弱神戸市民で、毎日六甲山を見上げていましたが、山頂に登山したことがありませんでした。(車で行ったことはあります)
最近調子に乗って買ってみた「関西トレイルランニングコースガイド」なる本にも六甲は複数のコースが載っています(気が早いことは重々承知しています。形から入るタイプですから)
関西トレイルランニングコースガイド 大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
- 作者: 新名健太郎,片山貴晴
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2015/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ならばと早速、芦屋川→六甲山山頂→有馬温泉というルートで最後は温泉・ビールで沈没というルートを行ってみようではないかと思い立ってしまいました。(酒の勢い怖いなぁ)
なのに…
金曜の夜にひとりでうだうだと部屋で「山と食欲と私」を読みながら酒をかっくらってしまい…
初登山は軽く二日酔い
ええ、アホです。だいたいこんな人生です。
案の定スタートが遅れ、芦屋川駅につくこと、10:20。駅の時点で暑いわ。
とりあえず、来たからにはやるしかない。(嫌々?)
駅の北側からとぼとぼと舗装道を歩き出します。
なんかガイドブックには「しばらく歩くとロックガーデンの入口の看板とお茶屋が」なんて書いてありますが、そこまでの高級住宅街を抜ける道路の傾斜がすでにやばいんですが?ここの人らは毎日こんな急坂を通ってるの?そりゃ金持ちになるわー(何故?
まぁ、ロックガーデン入口の写真はガイドブックとか他の方のブログで見てもらって(撮り忘れではないですよ?…)、まずは売店を抜けてすぐの高座の滝。
何か少ししゃれた格好とか、フットサルの格好したイケメンたちが一眼レフ片手にさっそくインスタ映えの写真撮ってましたよ。意識高いなー
そして、ここからはロックガーデンの名に相応しく、結構岩登り。
俺?トレランしたっかのでは?なんて思いつつも、もちろん走るスペースも余力もないまま、「あ、岩場は三点なんとかだ!」と不必要に手をつきながら登ってみたり。
結果、標高931mの六甲山の半分弱、休憩場とネコで癒されるスポットとして有名な風吹岩(標高437m)までランどころも早歩きもできず。
いや、だって結構下の方で若い子が「熱中症かも」と座り込んでましたよ。六甲山あなどりがたし。
まぁ、何はともあれ最初のチェックポイント風吹岩に来ました。
ネコちゃんがかわいくて、岩自体の写真は一切撮ってませんからね。
ここから、「六甲山最高峰」と書かれた方に向かってトボトボ(走れ)と歩いていくと、ちょっとした川渡りをして、森の斜面全体に木のベンチがある休憩スポット(作ってくれた皆様、ほんとうに有難うございます)を通って、雨ヶ峠へ。
雨ヶ峠に着くちょい前にこの休憩所があって、まぁいけるかとスルーしてしまったのですが、ここでは絶対に休むべき。
ここから後が急な上り階段でめっちゃしんどかったです。「ここで休まずべからず」って書いておいてよ(日本語変だな)。
あとになって分かるのですが、トレラン的には雨ヶ峠から東おたふく山に向かうらしいです。
これちゃんと頭に入っていなかったのでルート的に最短ぽいから、ここで曲がらずに直進してしまいました。結果、ずっと階段だらけ。東おたふく山に向かうと急に草原が広がって走れるんだってさ。何なん、もー。
まぁ、当時はそんなん分からぬままひたすら急な階段登ると…
最高峰寸前の一軒茶屋、最高峰、そこからの眺め。
老けたおっさんの真顔、より老けて見える。
本当は、山頂で昼食にしようとおにぎり持参してたんです。
ところが、山頂のリア充感。
ここでひとりで体育座りでおにぎりは無理だ…。
ととぼとぼ下山ルートにつくことに。
下山ルートに入って結構早々にいい感じの東屋があって、景色はなくとも自然を感じながらおいしくおにぎり頂きました。
どうせ、六甲山頂からも↑の写真のアングルは見えません。(負け惜しみ)
ここからは、有馬温泉方面に一気に下ります。
この魚屋路という道は、段差の少ないなだらかな下りでめっちゃ走りやすかったです。
目の前を颯爽と走っていくランナーがいらっしゃいました。頑張ってー(お前も頑張れよ)
んで、あっと言う間に有馬温泉。
有馬温泉、結構若い子にも人気なんですね。おじさんもまた来ちゃうぞ(捕まれ)
金の湯は外壁改装中。
ニュールンベルクと思っていた金の湯のすぐそばのバルは、名前が変わっていました。(中身は大して変わってなかったけど、なんて言ってはいけません)
中国の方にも人気なのか、金の湯すごい人だったなぁ。
次は山頂から宝塚に行くルートも試してみます。
そろそろ六甲縦走してみるか(根拠のない自信ほど怖いものはない)
本日の山行