40歳過ぎて、山はじめてみます。
2019年9月7日、43歳になりました。
昨年で後厄も終わり、さぁこれからというところで、独身に戻りました。
人並の学生生活、人並の会社生活、人並の結婚生活、と思えば、冒険するよりも踏み外さないことを重視していた42年間でありました。
しかし、あっさりと結婚生活を踏み外してしまうことに。
子供とはしっかり会えているし、元妻との関係もむしろ離婚を決めたことで一友人(子育ての戦友)に戻ったような良好な関係となっています。
生まれてから約40年間、川崎・東京で育ち、4年前から関西転勤により、現在は単身で大阪に住んでおりますが、もちろん独身に戻ったことで共にバカ騒ぎをできるような友人が大阪にいるわけでもありません。
単身赴任を始めたのは2018年3月のこと。おひとりさまなんちゃらの気楽さもあっと言う間に飽きてしまい、休みの日は、家の近所を10~20km走って、適当に読書して、ネット見て、ごはん作って…で特に熱中するものもなく過ぎていくようになりました。
これまで、登山なども誘われたことはありましたが、用具が高い、運動するのに終日かける必要ないでしょという偏見から、やらず嫌いで過ごしてきました。
そして、これまでは、子供の手前、山でケガしたなんてできないでしょ、と自分への言い訳で過ごしてきました。
なのに、ふとある土曜日、暇にかまけて、万博中央公園のスーパー銭湯に荷物を預けて、箕面大滝まで走ってみました。
単なる暇つぶしだったのに。
「あ、自然の中で走るの楽しい!」
と40過ぎにして(40過ぎだから?)目覚めてしまいました。
もはや独身に戻ったのだから、しっかり子供の養育費を払えばあとは自由。生命保険も入っているし、最悪大丈夫。
ならば、思い出を作ろう。子供にも教えてやれる、子供が大きくなっても一緒にできる趣味をみつけて、新しい景色を見てやろう。
Open the new gate.
今更ながら山にはまってみたいと思います。今更…。いや、ものを始めるのに遅すぎるなんてことはないはず。
山、ランニング、トレラン、酒、メシ、ファッション。これがあれば生きていける。